医学生トアルのつらつらブログ

トアル医学生が英語学習法、日常医療、イタリア語学習について書いていくブログ。ぜひ目を通していってください。

現役医学部生が教える、勉強のできる人の特徴。東大、京大、医学部の人たちの賢さ。

 


こんにちは。トアルです!

 

中高といわゆる進学校に通い、今現在は医学部生として大学に通っている僕が、様々な賢い人たちと沢山関わってきて感じたことを記事にしたいと思います。東大や京大、そして国公立医学部と、今の日本では一般的に勉強面でトップレベルと言われている人たちと中学生のころからずっと接してきた貴重な経験を活かして、皆さんに賢い人はなぜ賢いのかということを精一杯伝えられればとおもいます。

はじめに言いますが、この記事は黒文字ばっかりです。ひたすらに伝えたいことを書いているので、少し読みにくいかもしれません。しかし、僕がここ10年くらい考えてきた、賢い人とは何かということについて本気で書いています。時間の無駄にはならないと思うので、よかったら最後まで読んでください。

受験生の方やいずれは来るであろう受験に備えて勉強をしている学生はもちろん、東大や京大、医学部に行くような人の頭の中はどうなっているのかというのはなかなか転がっていない話だと思うので、ぜひ大人の方たちにも読んでほしいです。

それでは始めます。「賢い」とは。

 f:id:toaru-igakusei:20190219192812p:plain

 

そもそも賢いというのは何をもって賢いというのでしょうか。学校で勉強のできる賢いと、社会に出て通用する賢いというのは全然違うぞ、とよく言われているのを耳にします。僕はまだいわゆる社会に出たことがないので、そこはとやかく言いませんが、まあ偉い大人たちが言っているのでたぶんそうなんでしょう。とりあえずはその辺の、社会に出たらとかいう難しいことは置いておいて、僕が今の段階で思う賢いという言葉の意味を次の二つに定義したいと思います。

①勉強ができる。②頭が良い。

この二つを軸に話を進めていきます。

 

勉強ができる

勉強ができるというのは、言葉通りの意味です。習ったことをよく理解していて、テストで点が取れるということ。今現在医学部に所属して周りの人たちと接していて強く感じることです。このタイプは言ってしまえば自己分析のプロ。彼らと話をしていると、「俺は暗記物は3週したら基本的には何でも覚えられる。」とか「私は自分の手で図解にすると一発で覚えられる。」とか、とにかく自分が何をどの程度すれば今学習していることが身につくのかをみな正確に言えます。書いたほうが覚えられるとか、声に出すと覚えられるとか、漠然としたことを言っている人とはレベルが何段階も違います。膨大な時間をかけて何度も計画、確認、振り返りを繰り返した結果です。何をどのくらいの集中度でどのような方法で何回といった具体的なところまで自分で言える。なので彼らはもう勉強ができるという意味では十分に賢いといわれるレベルまで到達していて、新しいことを与えられたとしても、ほかの人より何倍も速く吸収できるのです。

大学受験で全国トップレベルのところに受かるような人はみなアベレージでこのくらいのことはできています。言い換えれば、そのレベルのひとは20歳にも満たない年で、少なくとも受験という分野においてはPDCA(Plan,Do,Check,Action)のサイクルをすでに高い水準で達成できているのではないでしょうか。そのような人材だから、使う人間がしっかりしていれば、いやしっかりと指導をすれば、社会に出てもものすごくよい働きをするのではないかと個人的には思っているのですが、話がそれそうなのでこの辺にしておきます。

今、受験に向けて頑張っている皆さんにむけて。皆さんは上に書いたようなことを普段から意識しながら勉強していますか?もちろん結果は大事です。でもその過程を自分で分析できない人は、いつまでたっても不確定な結果しか出ないと思います。だから、もし偶然この記事を読んでくれたのなら、ぜひこれから自分の勉強に取り入れてほしいです。大人でも、こんな基本のことさえできていない人はたくさんいます。だから勉強でさえ根性論を出してくる人がいる。根性でどうやって脳みそ使うのか知らないですけど。

まずは勉強ができるという意味で賢い人を目指してほしいです。もちろんそのためには継続的な努力が必要ですが、この記事をここまで読んでくれたような人ならできるはずです。それらしいことを言ってる人はいくらでもいるけど、本当に自分が目指すレベルに入りたいのならするしかないです。

 

 

 

頭が良い

ここからはまた別の話。頭が良いというのはいわゆる天才のことです。もう一度言います。「いわゆる」天才です。天才には先天性の天才と、後天性の天才がいると僕は思っていて、先天性の天才っていうのは一度読んだら教科書のことをすべて覚えてしまったりする本当の天才です。この人たちは置いておいて、後天性の天才について話したいと思います。なぜなら、後天性の天才というのは誰でもなれると思うからです。

上で述べた勉強ができる人が自己分析のプロなら、この人たちは思考のプロです。頭をずっと使って使って使いまくってたどり着いた境地にいる人たちです。スポーツとかと同じで、人間なにかに自分の体も時間も全て捧げれば、ある程度の水準までいけます。ただ思考の特別なところは、起きている間、常にその訓練ができるということです。場合によっては寝ている間でさえ。

これは一つ断言しますが、頭が良いひとは圧倒的に東大に多いです。2桁単位の友達が東京大学へと進学しましたが、彼らはみながみな本当に思考のプロでした。話をしていても常に深く深く考えようとするから、一つの話題で話がずっと続くしおもしろい。ただもちろんのこと、はじめからそんな感じだったわけではなく、中学生のころから話をするときに一生懸命考えているような人はわかりやすく賢くなりました。

一つ印象に残っていることがあって、東大に受かった数人の友達に、一人で歩いてるところに突撃して「今何考えてた?」って聞いてみた日があったんです。普通の人ならたぶん、なんも考えてなかったという答えが多いと思うんですけど、彼らのうちほとんどの人が(1人は違いましたが笑)数学の証明だとか、政治についてだとか、英語のある文法がどのように発達したかなど、とても難しいことについて考えていたんです。ああ、これが凡人との違いかと強く思いました。中でも特に仲の良かった友達から「昨日夢の中で東大の数学の問題とけた」と報告されたときはさすがに笑いました。

とにかくこんな感じで、頭がいいという意味での賢い人というのは常に頭を使って何かを考えて、思考の訓練をしています。僕も高校生の時に意識的に頭を使い続ける日を作りましたが、はじめのころは1日するともうへとへとで、次の日には頭を全く使いたくないレベルでした。しかし頑張って続けているとやはり慣れるもので、なにか勉強についてもほかのことについても、話をしていて思考レベルやスピードがほかの人に追いつくようになりました。

傲慢にきこえるかもしれないですが、今現在では人と頭の中での処理スピードが違いすぎて、話すスピードやレベルを下げるということが多々あります。しかし、東大生と話していてそのようなことは一切ありません。やっぱり、あの訓練が良かったなーとつくづく思います。

別に俺は賢いんだというアピールがしたいんじゃなくて、とにかくまだまだ時間がある受験生の皆さんには日々頭を極限まで使って自分を後天的な天才に少しでも近づけられるように努力してほしいんです。世の中の賢い奴らはちゃんと理由があるんだぞ、ちゃんとそのことを知って頑張ればいくらでも自分をかえられるんだぞ、ということを言いたかったです。

 

 

 

 

以上です。

とりとめのない話をつらつらと書いてしまった感じはありますが、文章を書くのはまだまだこれから練習してきますのでお許しください…

賢いが正義だ!いい大学に行くのが正義だ!とは全く思っていませんが、そう見えていたら申し訳ありません。誤っておきます。

僕はいままで周りに優秀な人がとてもたくさんいて、ほとんどの人が体験できないような環境で過ごすことができたと思っています。なのでこの貴重な経験をもとに少しでも自分の感じたことを文字におこしておきたいと思い、今回の記事を書かせていただきました。

 

こんなへたくそな文章を最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。

 

それでは!

皆さんがより「賢く」なれるように願っております。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村